学生生活とテストについて考えてみたい。
2018年 10月 15日
学生生活とテストと成績とは、切っても切れない関係にあることは、今も昔も変わりない。
今の学生を見ていると、テストや成績のことをあまりにも気にしすぎているのではないかと思う。
もちろん今と昔では、進学率や競争率にも大きな違いがある。
学校の成績が自分の一生を決定するとか、成績が悪いのは自分に能力がない為だと決めつけ、思い悩んではならない。
エジソンやアインシュタインといった天才たちが、学生時代、必ずしも成績が良くなかったということは、良く知られている。天才と自分は違うのだから、と言えばそれまでだが、学校教育の中でなされる試験結果が、生徒の隠れた才能や能力を引き出すのに、十分でないことも確かである。
テストの点数は、能力や理解力を表すというよりも、暗記力を評価しているようである。従って、試験を勉強の至上目的として考えることは本末転倒と言える。
また、テストの結果が悪かったからといって、自分の能力を見限ってしまえば、自分しか持っていない潜在的な能力を捨ててしまうことになる。
「試験結果で、自分の能力や将来性が測られてたまるか!」という気概を持って欲しい。
◎テストに強くなることも必要。
テストは勉強の目的ではなく、勉強してきた結果がテストに表れれば良いのである。従って、テストの結果が悪かったからといって、自分のしてきた勉強が、全くムダだったと考えるのは、間違いである。
しかし、テストが終わった後で、「あの問題は解けたはずなのに」「問題を勘違いしてしまった」などと、緊張で普段の実力が発揮できなくて悔しがるという経験は、誰にでもあると思う。
確かにそれは残念なことであると思う。入学試験ならば、ちょっとした勘違いで、1年を棒に振ることにもなりかねない。
試験で平素の実力を発揮するには、テストだからといって緊張したり、落ち着きをなくしたりせずに、平静心で臨むことだ。